
私たちは寄生される。
近代化を急ぐ都市から遠く離れた場所に、その村はある。
未だ前時代の色を濃く残し、緑溢れるその村を人々は―
山の神に呪われた村だと言った。
本来足で踏みしめる地べたに生えるはずの草花が、蔓が、苔が、村人たちの体を苗床にこの世の春を謳歌する。
まるで山の一部となるように息絶えていく 禍草 と呼ばれるその呪いは、等しくすべての村人たちの上に降りかかっていた。
たった一人をのぞいて。
アオイ/主人公
村の名家の一人娘。
人より禍草の進行が早い自分の運命を呪っている。
あらひとがみ
ただ一人禍草に侵されていない青年。
山の神に寵愛されし現人神として祀られている。
その容姿はぞっとするほど美しく、見るものを惑わす。
ナズナ
あらひとがみを祀る神社の次男坊。
都の大學に通うまだ少年の面影が色濃い青年。
主人公とは幼馴染み。
禍草
村人の血肉を食らって成長する。
御神木が鎮座する鎮守の森では痛みや不安感が薄れるという。
村人はヤドリギサマと呼んでいる。
タイトル | 『 冬蟲禍草 』 |
ジャンル | 寄生される 和風奇譚ADV |
年齢制限 | 15歳以上推奨 |
制作ツール/価格 | ティラノスクリプト/無料でDL可 |
画面サイズ | 1280×720 |
動作環境 | Windows10/ブラウザ |
プレイ時間 | 初回1時間~2時間程度 |
スチル枚数 | 13枚(差分 / ミニスチル数枚 など含まず) |
END数 | 3 |
制作 | アメシコウ |
公開日 | 2018年11月 |